水・日光・肥料等の条件を等しくした、同じ種類の植物2つを用意します。
そして、片方には「ありがとう」、「かわいいね」などのポジティブな言葉を、もう片方には「きえろ」、「このおたんこなす」などのネガティブな言葉を投げかけ続けます。
すると、ポジティブな言葉を投げかけ続けた植物はぐんぐん成長し、ネガティブな言葉を投げかけ続けた植物はしおれてしまったそうです。
この結果から、投げかける言葉の違いによって2つの植物の成長に差が出たように感じ取れます。
もちろん、最初の水・日光・肥料の条件が違っていたため、遺伝的に成長速度が速い種だったため、といった他の原因も考えられます。
しかし仮に、この結果が投げかける言葉の違いによるものだと考えたとしたなら、一つの疑問が沸き上がります。
植物は投げかけられた言葉の意味を理解したのか?という点です。
もしかしたら、成長した植物は人間の言葉を理解して喜んで成長したのかもしれません。しかし私は、それよりも言葉の振動が植物に影響を及ぼしていると考えております。
言葉そのものが違うという事は、それぞれの言葉を人間が発した際に生じる振動も当然異なると考えられます。さらに、言葉の振動が異なる点についてもう一つ私が考えていることがあります。
私たちは、例えば相手を憎む気持ちで自分の心の中をいっぱいにしながら「ありがとう」、「頑張ってね」と言えるものでしょうか?ほとんどの方が無理でしょう。
自然とポジティブな心で「ありがとう」、「頑張ってね」と言葉を発していると思います。そして自然とネガティブな心でネガティブな言葉を発していると思います。
これらを考慮しますと、人間の心がその言葉の振動に影響を及ぼしているということも十分にあり得ると感じます。
よく「言葉に出さないと自分の気持ちは伝わらない」と言われます。もちろんその通りですが、言葉を発することで相手(人間)だけでなく、他の生物や自分の周りに存在する
全ての物体に自分の気持ちや願いを伝えることができるのかもしれません。